2026/10/31 (更新日:2026/10/31)
広告を止めて集客の柱をつくりたい(治療院のブランディング広告とは)

- 「地域で真っ先に選ばれる信頼」という無形資産を1日でも早く築きましょう。
こんにちは。さこまです。
顧客の成果です。
- ・月間で新規50名以上集客
・過去最高の売上になった
・市内No.1の知名度を得た
・検索順位で1位になれた
・SEOで集客が長期間継続
※詳しくは、成功事例をご覧ください。
獲得広告とは、お金をかけて集客する方法です。月5万円ならその分みてもらえます。ブランディング広告は、ブログやSNS、動画のように積み上げてファンや売上を増やします。獲得広告は、5年やってもやめてしまえば集客は止まります。ブランディング広告は、やればやるほど、成果は増えます。有料広告だけでは、いつ新規が0人になるかわかりません。その不安をブランディング広告が解決します。
Google広告で集客に成功した先生は、口を揃えて「SEOで新規を増やしたい!」と言います。その理由は、「SEOの方が質の高いお客様が集まるから」「集客の柱を増やしたいから」です。ただ私の経験上、SEOで集客できてもその不安は取り除かれないでしょう。そして、新たな集客の柱を求めるのです。
その先生は、本当は何を求めているのでしょうか。その悩みの裏には、チラシやPPCの広告単価の高騰による将来の不安、キャンペーンの価格競争やクーポンの初回荒らしもあるので「値下げしなくても選ばれつづけたい」という潜在的な課題があります。
ここで「SEO集客」を選択することは間違っていません。新規を増やし、広告に依存しない形ができます。しかし、目的が足りないのです。
広告をやめたい先生は、「今すぐ腰痛を改善したい人」を奪い合う集客をしています。そうではなく、「身体の不調が起きたら、あそこに行くのが当たり前」という第一想起のポジションを地域内で確立することを求めているのです。
指名検索で選ばれ、他と比較されず、先生の提案を信じて受け入れてくれるお客様です。そのような方々を集める方法が「ブランディング広告」です。先ほど、PPC広告で成功された先生がSEO集客を選ぶだけでは足りないといったのは、ブランディング広告の一部だからです。
本来、治療院を開業してから広告をかけながら、ブランディング広告で毎月の広告費を下げつつ集客する状況に変えていくことが理想です。
[ez-toc]
有料広告に依存する3つの精神的な負担
①広告をやめると新規がゼロになる
有料広告に依存した集客法は、常に治療院の経営に不安を与えます。なぜなら、広告費への投資を止めると新規が来なくなるからです。こうした集客手法では、顧客からの「信頼」という、蓄積するべき最も重要な資産は積み上がりません。
その結果、毎月PPC広告やチラシに多額の資金を延々と注ぎ込み続けなければ経営が立ち行かなくなってしまいます。また、広告費が利益を圧迫するだけでなく、常に集客のプレッシャーに追われ続けるため、根本的な仕組みを変えない限りこの精神的に苦しいサイクルを抜け出すことはできません。
とある治療院は、3年以上も有料広告で集客が成功していたのでスタッフを雇いました。しかし、急に3ヶ月間も新規0人になり廃業目前となりました。広告費の追加投入と新たな広告を始めたことで奇跡的にV字回復しましたが、有料広告の停止や急な新規減少で一気に経営危機におちいる危険性を秘めているのです。
②広告費が年々上がり、将来の不安が消えない
有料広告で成功した先生は、詳しく知るあまり年々、厳しくなる状況に強い不安感を覚えます。
その原因は、広告における競合との入札競争が激化し、顧客の獲得単価が年々高騰し続けているからです。広告だけに頼った集客は、事前の認知や信頼がないので広告をクリックされても来店に結びつきにくいです。
結果として、新規を維持するためにさらに広告費を注ぎ込み、利益率を圧迫します。どれだけ現場で汗を流して懸命に施術をしても、手元に残るはずの利益は広告代理店である検索プラットフォームに吸い取られます。
私がPPCを始めた当初は、1人あたりの獲得単価は3,000円でした。キャンペーン価格で初回の施術料と同じくらいでした。現在では、1人あたり10,000円があたりまえになりました。2~3回の来店または回数券で元を取り戻すといったところです。これからも広告費は、上がっていくでしょう。
このような不安を抱えているのは、先生だけではありません。同じ地域で治療院を経営する先生が同じ悩みを抱え、経営を維持するために新規を増やすために広告費を上げざるをえないのです。
③「今すぐ客」だけで治療院の成長がない
有料広告による「刈り取り」だけしていると、将来の需要が育たず、治療院の事業成長は頭打ちになります。そして、個人の治療院が最も求める不調が起きたときの「第一想起」を大手や競合に奪われます。
広告は、「今すぐ客」を集客するモデルです。長期的に選ばれる治療院は、「今はまだ痛くないけれど、将来通うかもしれない層」に認知や好意を蓄積してます。この種まきを怠ると潜在顧客が増えないので、新規は名前をよく見る大手や広告に力を入れているライバルを思い出します。結果、地域の方が身体の不調で悩んだとき、「まずはあそこに行こう」という第一想起のポジションを、ブランディングに力を入れているライバルに奪われてしまうのです。
なぜ、ブランディング広告がこれらの解決になるのか
治療院のブランディング広告は、地域で「身体の不調が起きたら、あそこに行く」という信頼のポジションを築くための投資です。その活動が有料広告の刈り取り競争でも優位に働きます。
先生の施術に対する理念や人柄、そして専門性を記憶し、価値を理解して来店してくれるからです。それこそ、治療院の信頼という無形資産です。
具体的には、「指名検索」が増えます。「〇〇整骨院」「〇〇先生」の検索数が増え、迷わず来店される仕組みを作ることができるのです。「認知」というのは、強い力を持っており、獲得広告でも「知っている」か「知らない」かで圧倒的に選ばれやすくなります。
ブランディング広告と獲得広告とは
ブランディング広告と獲得広告の違いは、「将来のファンを育てるか」「今すぐ新規を集めるか」という正反対の役割を持っています。
ブランディング広告とは、治療院の思いや理念、イメージ、施術の世界観を認知させて、好意と信頼を集めて、ファンを育てることを目的とした広告です。認知拡大、ブランド想起率の向上、イメージの定着のために行います。
身体の不調を抱えそうな方、すでに不調を抱えながらも気づいていない潜在層にブログ、SNS、動画のような方法で認知を広げます。長期的な活動と成果であるため、効果測定が難しく「今すぐ客」を集めたい治療院では軽視されやすいです。実行する重要性はわかっているものの行動に移せている先生は多くありません。
獲得広告とは、リスティング広告やチラシのように広告を配布して今すぐ具体的なアクションを起こさせ短期的な成果を得ることを目的とした広告です。問い合わせ、購買行動、LINEやメルマガ登録、アプリインストールなどの即時アクションのことです。
すでに課題を抱えており、解決策を探している顕在層です。顕在層は、全体の1割とされており潜在層は9割です。人数は少ないながらも、課題が明確であるので教育を必要とせず、すぐに購入してくれることがメリットです。主にリスティング広告、チラシ、SNS広告のようにお金をかけた分、見られる広告です。
「今すぐ客」は、割引、無料特典、保証、実績などの行動を起こしやすくなる明確なベネフィットをほしがります。クリック数や来店数などの数値が明確に追えるため、費用対効果の評価・改善がしやすいです。
ブランディング広告と獲得広告のどちらをやるべきか
結論からいうと、両方やったほうがよいです。治療院は、すぐに新規がほしいので獲得広告をすべきです。しかし、それだけでは経営の不安定さを取り除けないので、ブランディング広告で認知と信用を積み上げます。
ブランディング広告は、感情に訴えかける広告です。感情は、時間をかけて育てていくものであるため長期的な活動となります。長期的な活動効果は短期的な集客効果をもたらしますが、その逆に短期的な活動は長期的な効果を産み出すことはほとんどありません。
ブログやSNSを長期でやっていればファンが増えアクセスも増えていきます。年々、アクセスやフォロワー数は増えていくでしょう。では、リスティング広告はどうでしょうか。毎月5万円の広告費をかけて新規数は増えるでしょうか。また、毎月5万円の広告費を3年間かけたとして、翌月に0円にして新規を維持できるでしょうか。
長期的なブランディング広告は、短期的な獲得広告に相乗効果をもたらします。目先の売上を回収しつつ、ブランディング広告で将来の顧客母数を増やすというバランスの取れた方法で治療院を成長させましょう。
ブランディング広告がなぜ必要か
指名検索で比較されない状況をつくるためです。そこには、他人が運営するプラットフォームから抜け出すことが一歩目となります。
リスティング広告で成功してSEOを始めたいという先生がSEOで集客がうまくいっても、Googleの検索アルゴリズムの変動や広告プラットフォームの規約改定という予測不可能なルール変更で経営が左右されます。特定の媒体やテクニックに依存した集客は、ルール一つで崩壊するリスクを抱えているのです。
しかし、治療院の理念や独自性に好感を持っているファンは、外部環境がどう変わろうと、お客様自ら先生の治療院を探して来てくれます。長期的な治療院の経営や持続的な成長を考えるとブランディング広告が不可欠です。
ブランディング広告を構成する重要な要素
長期的な需要と利益を育むブランディング広告の主要な要素をご紹介します。
感情に働きかける
合理的な製品や価格よりも消費者の感情に訴えかけること。長期的に治療院に好意を持ったり、直感的な選択で選ばれるためです。
「腰痛が改善する」 → 「お子様と走れます」
「最新技術」 → 「私も大怪我をしました。そのときに使ったのが・・・」
「完全個室」 → 「我慢せず何でもお話しできます」
長期的な働きかけ
長期的に何度も思い出してもらうことです。認知と想起の回数を増やすことで購買の場面でブランドが消費者の頭に浮かびやすくなります。
幅広いアプローチ
将来の顧客を増やすために広く知らせることです。ブログ、SNS、動画は興味のある人に知られやすいですが、非購入者も混ざります。地域がまったく違うなどです。そんなことは関係なく市場全体にアプローチすることです。
「感情に働きかける」「長期的に働きかける」「幅広いアプローチ」の3つの要素を組み合わせることで、価格支配力を手に入れることができます。
ブランディング広告のメリットデメリット
ブランディング広告のメリットは、殿様営業ができます。ブランドが強いので顧客を選べるようになるのです。デメリットは、とにかく時間がかかり、成果になるかわからないことです。失敗したときに大きな時間、費用と労力を失います。
メリット
- ・指名検索が増える
・高い利益率に変わる
・長期的な成長で経営が安定する
デメリット
・長期のブログやSNS活動がきつい
・成果になっても思ったほどよくない
・世界観を間違えて後戻りできなくなる
ブランディング広告の活用法(ホームページの成功事例)
ブランディング広告は、「大きな利益を生み出す」ためにやります。しかし、現状に満足していると始める気になれないので、経営が危機的な状況にならないためにもやりましょう。
リスティング広告で集客していた治療院がYouTube動画を始めました。たった数ヶ月で1日3人の新規が安定して来店するようになりました。他にも集客の柱を増やしたいと動画配信をスタートしました。地道な継続の末に1つの動画がバズって、関連動画を出したところ、認知が一気に拡大しました。リスティング広告は継続しているものの、集客はほとんど動画経由で来られています。
動画で先生の価値観や人柄が伝わっているため、初めから信用ができあがるのです。ファンが毎日来店する状況を作ることができたのです。
「施術以外で忍耐力は使いたくない!」
私の経験では、治療院業界で集客をガンガンやっているのは全体の2割ほどです。ブランディング広告から得られるメリットは計り知れません。しかし、結果が出るまで向き合わなければなりません。重い腰を上げる労力もあります。
我慢して継続できる先生がごくわずかだからこそ、ブランディング広告はやれば圧倒的なポジションが築けます。長く治療院を経営するなら、ブランディング広告はいつか取り組まなければならないことです。リスティング広告の反応が落ち、急務で集客しなければならなくなったときに始めても間に合うものではありません。
経営が順調で「今は大丈夫!!」というときこそ、次の準備の種まきをしましょう。
ブランディング広告の注意点(成果になるまでずっときつい!)
治療院業界でホームページを持つすべての先生は「ブログ、SNS、動画を始めよう!」と思って挫折を経験されたのではないでしょうか。
ブランディング広告を始めると、成果が得られるまで、ずっと頑張りが報われない辛さに向き合わなければなりません。
「ずっときつい!」これは、合言葉だと思った方がよいです。笑
「ずっときつい!」と友達になれます。笑
ブランディング広告を始めて、3ヶ月や半年で成果になったら、超優秀です。ブログやSNSは、うまくいくまで2,3年かかることがあたりまえです。1年で早い方。4,5年かかっても恥じることではありません。
成果にならず、やっていることが正しいかもわからず、具体的な測定もできません。経営や集客の合理的な活動に反した行動です。
「ブログを書いても数アクセスしか増えない」「SNSで誰かもわからない人とコメントで会話」「こんなことに意味のあるのだろうか」と疑問に思うでしょう。
ただ、ブランディング広告は「感情に訴えかけること」です。合理性と真逆で、人間の本能もまさに同じです。
ブランディング広告は、「成果にならない自分との闘い」だと思った方がよいです。それを超えた人だけ、合理的に人の感情に訴えかける術を身につけることができます。
2つの結論
①コツコツ継続して積み上げること
ブランディング広告で積み上げるのは、ファンでも売上でも認知度でもありません。いつでも、同じ成果を生みだす能力です。
たとえば、ブログやSNSをコツコツ継続的にやっていれば、記事数や投稿数が積みあがります。それが、アクセスやインプレッションで見られる数が増えて、フォロワーが増えます。これらは、目に見える成果です。
知名度、好感度が上がり、人気になるでしょう。これは、無形資産です。しかし、それらをはるかに超えた治療院の資産はそれらを作り上げることによって得られた能力です。
ブログの記事が消えても、SNSアカウントが消えても、別の地域で治療院を始めても、その積み上がった能力があれば、また同じ成果を生みだすことができます。それがブランディング広告の本質。
②一貫性
一貫して継続することです。それがブランディングに一貫性を持たせます。
たとえば、「肩こりは骨盤からです」と説明する先生がいるとします。時代の流れで「足から」「頸椎から」「やっぱり、肩から」とコロコロ変わることもあるでしょう。その中で5年経っても、10年経っても「肩こりは骨盤からです」と言い続けていたらどうでしょうか。
「昔から言っていることが変わらない。それで治療院が続いているなら、本当なのではないか」と一貫性あるメッセージに心打たれて、「一度は受けてみよう」「困ってる人がいたら、紹介してみようかな」となります。この例でわかるように、5年、10年の一貫性を持って「評価され始める」ということです。
まず、始めてみましょう
ブログ、SNS、動画、なんでもよいので、とにかく始めてみましょう。一番、始めやすいものからやりましょう。
そして、続けることです。やっていれば、やっていなかったときには見つからなかった何かが手に入ります。
その積み重ね以外にありません。










