2020/09/26 (更新日:2020/09/26)
【5つだけ公開】月間新規39名の産後骨盤矯正患者を集客した方法
こんにちは。さこまです。
産後骨盤矯正のホームページを制作し、
月間で新規39名を達成しました。
他の院でも産後骨盤矯正患者を10名増加させ、
新規、リピート、紹介含め月80名まで来院しました。
産後骨盤矯正が集客できないとき、
先生が予想する産後ママのニーズと
実際のニーズにギャップがある可能性が高いです。
予想してみてください。
産後骨盤矯正の患者さんは何を理由に来院するでしょうか。
【予想】
1位 施術技術
2位 院内が綺麗
3位 個室・予約制
こちらは、先生と私で予想したものでした。
この内容でホームページを作って
集まったのは、月間3名でした。
そして、アンケートを取ったら、
とんでもないことがわかりました。
- 【アンケート結果】
1位 1人の時間がほしい
2位 赤ちゃんを見てくれる
3位 家から近い
上記、アンケート結果を参考に
HPを改善したところ月間新規39名まで増えました。
理由を解説します。
産後ママと先生の価値観のギャップ
産後ママは、腰痛がひどいので
産後骨盤矯正の重要性に気づいてます。
あとは、治療院に来院できる状態を整えて
産後骨盤矯正をやっていることを知らせるだけです。
産後ママが来院する5つの条件
アンケートからわかった
5つの来院条件をご紹介します。
- 1.個室(一人の時間)
- 2.赤ちゃんを見てくれる
- 3.家から近い
- 4.女性常駐
- 5.夜遅くまで営業している
上記のうち、1、2、3は、満たさないと
産後ママの来院は、かなり遠のきます。
1、2、3は、来院メリットではなく、
来院する条件という方が近いです。
1.個室(一人の時間)
個室を希望される理由は、
一人の時間がほしいからです。
赤ちゃんと24時間一緒にいて、
心も身体も疲れています。
安心して一人でいられる30分は
何よりもほしい時間なのです。
- 【個室によるメリット】
一人の時間を確保できる。
プライバシーが守られる。
静かな時間を過ごせる。
2.赤ちゃんを見てくれる
赤ちゃんを女性スタッフもしくは
保育士が見てくれることです。
ベビールーム、キッズルームがあることは
メリットですが、来院する条件には満たされません。理由は、キッズルームに1~3歳の子を
置いて、30分の施術を受けるわけにいかないからです。
アンケートでは、「キッズルームとベビールームが
あっても、見てくれる人がいなければ行かない」でした。
美容室も同じ基準で選んでいるそうです。
女性スタッフ・保育士
この方々が見てくれるおかげで
「1.個室(一人の時間)」が成立します。
アンケートから女性スタッフより
保育士の方が良いのは圧倒的でした。
理由は、「女性スタッフの育て方があるから」でした。
保育士は、「子供への接し方を学び安心して預けられる。」です。
ちなみに赤ちゃんを見る人がいなくて、
ベビーカーを院に乗り入れて、赤ちゃんの顔が
見えるところで施術を受けられるのは微妙ということです。
泣いたら施術中にあやさないといけないことと、
「1.個室(一人の時間)」が成立しないからです。
結果、保育士がみてくれるがベストです。
3.家から近い
「家(もしくは仕事場)から近いから。」が
アンケート結果から選ばれやすい理由でした。
- ・田舎であれば、車で20、30分の距離
・都内では、電車に乗らないがベストで乗っても2、3駅
・仕事帰りに通えるのはベスト
という結果でした。
4.女性常駐
メリットというより安心感です。
男性一人の治療院より、受付に女性がいる方が良い。
施術家は男性でも女性でもよい。というアンケートが入ってました。
ただ、ここは「2.赤ちゃんを見てくれる」を
満たしていれば、問題ないと思います。
5.夜遅くまで営業している
産後、数か月経ち働き始めている
女性向けの来院メリットです。
「OLで仕事帰りに産後骨盤矯正を受けたい」
「営業時間が20:30までやっていると良い」ことでした。
ある治療院で夜の営業時間を30分増やしたかったので、
昼の休憩時間を30分伸ばした治療院がありました。
その結果、売上が上がりました。
技術が求められていなかった理由
まだ、産後骨盤矯正という市場が
成熟していないからです。
どこの治療院でも保育士がいて、
産後骨盤矯正をやっていればどこに行こうか
迷い、選ぶという選択肢が出てきます。
そのときに技術を求められますが、
まだ多くの院で「赤ちゃんが見れない。」
「個室でない」ことが多いです。
- 「1.個室(一人の時間)」「2.赤ちゃんを見てくれる」
2つを満たしただけで新規が急増した治療院があります。逆に保育士さんが辞めた途端、
新規が一気に減った治療院もあります。
それだけ保育士さんは重要でまだ産後ママは
施術技術のニーズまで到達していませんでした。
産後ママへサービスの知らせ方
5つの条件をクリアできれば、
それだけで集客ができます。
今後も治療院で保育士を雇うというのは、
経営的に厳しいため、この条件は長く利用できるでしょう。
保育士を雇ったとしても、
「産後ママに知らせる」ことが次の課題です。
知らせるについては、こちらの記事で解説します。