2020/09/25 (更新日:2020/09/25)
【患者の気持ち100%理解】マーケティングミックスの4P4C
こんにちは。さこまです。
マーケティングで顧客に
このような結果を産みだしてます。
- 過去最高売上新記録
- 新規患者数50名超え
- 安定した売上を継続
以前、市場を分析して、効果的に施術を売るには、
4つのPを明確にするマーケティングミックスを解説しました。
マーケティングミックス4P分析
・製品(Product)
・価格(Price)
・流通(Place)
・宣伝(Plomotion)
4つのPに施術を当てはめると、
施術が売れるまでの流れを作れました。
しかし、4Pの弱点は、あくまで、
販売者目線であることです。
4Pの販売者目線を改善する
4Cを解説致します。
患者様を理解する4つのC
下記、4Pを患者目線にした4Cとなります。
- 顧客の問題解決 (Customer solution)
- 顧客コスト (Customer cost)
- 利便性 (Convenienve)
- コミュニケーション(Communication)
4Cは、治療院の新規増加の助けとなります。
まさに4Cこそ、ネット集客でよく使われる手法で
現代人が求めることが詰まってます。
まず、4Pと4Cの繋がりから解説します。
4P分析・4C分析とは?
製品(Product) → 顧客の問題解決 (Customer solution)
価格(Price) → 顧客コスト (Customer cost)
流通(Place) → 利便性 (Convenienve)
宣伝(Plomotion) → コミュニケーション(Communication)
左が4P、右が4Cです。
4Pで戦略を作ったなら、販売者目線で施術に3,000円の価格を付け、
ネットのホームページで販売する。という流れができます。
4Cは、それを患者目線に変えてくれます。
顧客の問題解決(Customer solution)
施術にどのようなメリットがあるか?
患者様が何に価値を感じるか?
顧客の問題解決は、メリットの提供です。
ホームページでは、よく施術を受けた
メリットを一覧にして、掲載します。
- ・肩こりが改善する。
- ・姿勢が良くなる。
- ・血流が流れる。
- ・老廃物が排出される。
- ・ぐっすり眠れる。
4Pでは、製品にあたる施術ですが、
4Cでは、提供するメリット、となります。
これで、先生は患者様に何を
本当は、提供するべきかわかります。
顧客コスト(Customer cost)
施術の購入料金です。
あくまで提供側の売り価格ではなく、
患者様側の施術を買う値段として捉えます。
「顧客の問題解決で出したメリットに
いくら支払っても良いと思うか?」です。
患者様が「これなら買いたい!」と
思える価格帯にすることです。
利便性(Convenienve)
利便性で治療院に通いやすくしてあげます。
- ・通いやすい。
- ・産後骨盤矯正で赤ちゃんを見てくれる。
- ・家まで来て施術をしてくれる。
- ・駅から近い。
- ・ホームページで電話ボタンがすぐある。
利便性は、施術の購入検討時に背中を押す役目に
なりますが、たまに通う第一の理由になります。
例えば、「家から一番近いから通っている。」や
「産後骨盤矯正で赤ちゃんを見てくれるから。」が
それに当てはまります。
コミュニケーション(Communication)
特に現代では、コミュニケーションが購入の鍵になります。
コミュニケーションには、一方通行と双方向があります。
一方通行は、チラシ、ブログ、メルマガのように
情報を発信して、相手は受け取るだけで返答をしないものです。
- 双方向は、主にSNSでFacebookやTwitterです。
発信したことに対してコメントで質問や感想をくれます。
双方向のコミュニケーションは、人間関係を作り、
来院に至りやすくします。
人間関係がないところから、ネット上でコミュニケーションを取り、
来院に至ってもらう真ん中の役割です。
コミュニケーションが上手くいくと、
繁盛しやすいです。
ホームページで4Cを導入
4Cをホームページで導入するなら、の例を解説します。
1.ホームページに4Cを院内で取り入れる例
顧客の問題解決 (Customer solution)
肩こりを改善する施術を提供します。
ホームページでメリットを一覧で書いておきます。
・肩こりが改善する。
・姿勢が良くなる。
・緊張が取れて身体が柔らかくなる。
・血流が改善し老廃物が排出される。
・ぐっすり眠れるようになる。
・朝すっきり起きられるようになる。
・免疫力が上がる。
1つずつ、なぜそうなるかの解説を入れてもいいですね。
顧客コスト (Customer cost)
初回1,000~2,000円で格安にし、回数券で肩こりが
改善されるまでの8回券売りで初回お試しで作ります。
安くして母数を広げて、何に困っているかなど
問診で市場調査し、ホームページに情報を反映します。
二案目は、肩こり改善まで3万円にして、
腰痛や膝痛など、他の症状で売上を上げる方法もできます。
利便性 (Convenienve)
肩こりの方がメリットだと感じる利便性を入れると良いですね。
・駅から近いです。
・治療院入り口ドアは、自動ドアです。
・受付は、腰の位置で腕を上げなくて済みます。
・疲れを感じる方は、待合室で足マッサージ機が使えます。
肩こりの方が「これがあったら助かるな~」を
入れてあげましょう。
コミュニケーション(Communication)
ホームページにLINE問い合わせを入れて、
いつでもコミュニケーションが取れるようにします。
FacebookやTwitterをやっていれば、
質問を気軽にできるようにしてあげます。
オープンな環境でも、閉鎖したプライベートメッセージでも
コミュニケーションが気軽に取れるようにします。
2.一番重要なこと
コミュニケーションまでは、メリットが重要です。
しかし、現代では4つの中でコミュニケーションが最重要です。
「最初のコミュニケーションに至るか?」と
「コミュニケーションから来院に繋げるには?」です。
3.結論
現代を見るとインターネット集客が
今後、治療院が生き残る鍵となります。
4Cをマスターして、ホームページを
アップグレードして、来院数を増やしましょう。