2022/06/17 (更新日:2022/06/17)
値上げでホームページの新患が激減する治療院の特徴
こんにちは。さこまです。
顧客の成果です。
- ・月間で新規50名以上集客
・過去最高の売上になった
・市内No.1の知名度を得た
・検索順位で1位になれた
・SEOで集客が長期間継続
※詳しくは、成功事例をご覧ください。
「物価高騰で値上げをしたら、新患が激減しました!どうしたらよいでしょうか。」
社会の流れは、コロナウィルスから物価高騰に変わりつつあります。
物価が高騰すれば、従業員の生活のために給料を上げたり、
エネルギー価格の高騰で値上げをせざる負えません。
- 値上げで顧客が減る理由とは
値上げというネガティブニュースは、
どの治療院でも少なからず影響があります。
問題は、値上げで新患が減り、付加価値をつけても
新患やリピートが取り戻せない治療院があることです。
安さを売りにした治療院は値上げができない!
安さは、マーケティングで最も簡単な方法であり、
手を出してはいけない手法です。
客質は落ち、値上げがしづらく、忙しいのに利益が残らなくなるからです。
しかし、物価高騰で値上げの必要性に迫られます。
安さを売っていた治療院は、
物価高騰でどのようにして生き残るのか解説します。
値上げでホームページの新患が激減する治療院の特徴
値上げをしたら新患が激減
ホームページのSEOで毎月15~20名の
新患を集客していた治療院で値上げをしました。
翌月の新患は、5名以下に減りました。
その治療院は、来院数が多いことで有名でした。毎月の新患は安定していたため、メニューを全体的に20%の値上げをしました。すると、新患が激減しました。他に条件を変えていないので、値上げ以外の理由は考えられませんでした。
新患が減れば、対策を講じます。
付加価値を付けても新患が増えない
失敗したときには、上手くいっている人にアドバイスを求めます。
自費診療で大成功している先生はこうアドバイスしました。
「値上げした以上の付加価値を付ければよい。」
・施術時間や部位を増やしても新患が増えない
・新しい技術を取り入れても増えない
・医師推薦などを入れても数名しか増えない
付加価値をつけてもうまくいかなかったのです。
理由は、とても簡単なことです。
顧客の目的が違ったからです
安さを求めている顧客に他の
付加価値を付けても魅力にはなりません。
付加価値は、メインに勝てないからです。
たとえば、おいしい料理店がおいしくなくなる代わりに値下げするとしたら、来店をつづけるでしょうか。答えはNOです。おいしいから来店しているのであって、安いから来店しているわけではないからです。
安さというメインの価値が落ちれば、
付加価値をどう付けても顧客は求めていないのです。
なぜなら、来院する理由を失っているからです。
突入した値上げ時代の波に乗れない治療院
この先生の素晴らしいところは、
値上げした価格を戻さないことです。
物価高騰はまだまだつづくため、
他の解決策を探しているからです。
「安さ」という価値の転換はできない
マーケティングの中でも「安さ」は、諸刃の剣です。
頭を使わなくてよい変わりに身体をつかわなくてはならなくなります。
治療院は、理念によって提供している価値が違います。技術だったり、癒しだったり、保険で診療ができることだったり。その中でも安さは、最強の魅力です。しかし、安売りをしている治療院で値上げをすることは、治療院の提供する価値を落とすことになるのです。
顧客の目的は、施術を安く受けられることです。
症状を改善させることが目的ではないのです。
目先の売上のために「安さ」の道に一歩入ってしまったら最後、
副産物では、代用できない沼に入り込むのです。
打開策:値上げはしているけど・・・
安さを売りにして集まった顧客には、
引き続き、安さという価値を提供しましょう。
値上げと矛盾した解答ですが、魅せ方です。
- 地域最安値をキープしていることをアピールすることです。
「1,000円だから行っていた。」という方は来なくなりますが、「安いから行っていた。」という方であれば、地域最安値は「安い」という価値を提供し続けているからです。
「〇円から〇円に値上げました。しかし、地域最安値はキープしてます。」
最後の一言があるだけで、継続率は変わります。