2016/04/04 (更新日:2016/04/04)
ホームページでスペースを埋めたくなる。情報を入れすぎてどうしたら良いかわからなくなったとき。
ホームページ内でデザイン上のスペース、文章が少なくてスペースが空いているとき、「絵や写真」を掲載したくなる。
ただ、それが本当に必要でしょうか。
定期的に先生でホームページを編集されて、集客感覚がつかめるようになったときに最初に起こる問題が『情報の入れ過ぎ』です。情報が多すぎてどこをクリックしてよいか患者さんがわからなくなり、混乱させ、上手くいっていた集客が上手くいかなるケースがあります。
それもそのはずです。文章や写真、アンケートをホームページ内に入れれば入れるほど患者さんの反応は良くなります。
これが落とし穴でもあります。
エキテンの患者さんに多い例ですが、掲載情報が少ないと本当に1回お試しになり極端になり、リピート率が低いケースが増えます。PPCのクリック単価の高いキーワードから来院した患者さんも同じです。リピート率が極端に低いことは、先生は問診時に次がないことに気付かれます。エキテンは2000文字の制限が治療院を理解されず来院するので伝えきれないと上記のようなことになります。
ただ、文章を増やしてしっかりと読み込んで来院してくれる患者さんは、ニヤニヤして良い感じで問診の話しを聞いてくれたり、「また来院してくれるだろうな。」という先生の確信があります。
「情報量を増やせば増やすのほど、良い結果になるのではないか!?」と思うと無限に追加が始まり、気づくとトップページは色々書いてあり、何が言いたいかわからなくなってしまうということです。そこでトップページに情報を入れすぎて、手が動かなくなってしまった先生のためにどうやって情報を整理して、再度、前のように反応率を上げるかについて記載していきます。
スペースを埋める基準 意図があるかないか。
「スペースがあるから埋めたい」では、情報がいっぱいになってしまうので意図がないときは、スペースを空けましょう。
意図:こうしようと考えていること。思惑(おもわく)。また、めざすこと。「相手の―をくむ」Google検索
重要であるかそうでないか。
そのスペースは、先生が埋めたいから埋めるのか、患者さんが先生の治療院に来院するための情報として『重要』なために情報を記載するのかです。
いらない情報を掲載しすぎると悪い結果に転じます。スペースを埋めて情報を入れたい気持ちを抑えて、シンプルさで勝負した方がよいです。
もちろん、字だけだと読みてはきついので画像を入れましょう。ただ、その画像も重要であるかどうか。
あった方が良い? ☓
あった方が良さそう? ☓
掲載が重要! ◯
重要:物事の根本・本質・成否などに大きくかかわること。きわめて大切であること。また、そのさま。goo辞書
例
必要以上に長い文章
各箇所で規定文字数以内に文章量を収めることです。
読み手にスクロールのしやすさを提供し、スマホ画面を文字ばっかりにさせないようにするためです。
色変え
基本は3色で『黄色、赤、黒』で赤をホームページメインカラーと同じ色にすることも良いです。それでも目立ちます。
色とりどりにした時、読み手は疲れます。どこを見たら良いかわからなくもなります。
意識しなければいけないのは、『目立たせる。』のではなく、『目立たない場所に目立つものを入れる。』ということです。
目立たせようとすると目立たなくなり、見づらくなります。目立たないところに目立つものがあるから目立ちます。
それが重要なところを目立たせるということです。
分列
文章が左に寄ったり、右に寄ったり、真ん中であるのではなく、意図がなければ左寄せにします。
お問い合わせ項目
『お問い合わせを多くした方が良い。』『電話番号掲載は、ところどころにある方が良い。』と言われますが、あれは制作者側は意図があって、電話番号が掲載されています。
行きたいと思った時に電話番号があるように構成を作っていることです。
掲載したいことがたくさんあるとき
ページを分けると良いです。情報も残すことができ、ページ数も増えるので患者さんも見やすくなり、閲覧数も増えます。
1つのページですべてを掲載しようとせず、他のページも利用致しましょう。
問題はどういう風に構成したら良いかわからない。
一般のホームページノウハウは、多すぎて先生を混乱させています。「『絞りんだほうが良い。』と言われますが、それは間違いだ。」と学び、幅広く集客しようとしたところ情報が盛りだくさんになり、困ってしまった。というケースです。
トップページに色々情報を入れすぎて、どうしたらよいかわからなくなってしまったときは、この方法で整理しましょう。
トップページを整理
1.掲載しなければならない情報を一覧にする。
2.それに優先順位を付けて。
3.写真を掲載するかどうか。
4.そこにお問い合わせのボタンを設置する箇所を決め。
5.各部分に文章を新しく入れる。
それで構成は完成します。
トップページに掲載することが重要でない情報を省きます。それは、サブページ・ブログへ移動するということです。
1.掲載しなければならない情報を一覧にする。
現在、ホームページにある情報を一覧にして、不要なものを削除し、一覧化します。
新着情報
患者様の声
予約に関して
症例皆瀬の実績
院の特徴
症状別施術
このような方へ
施術・治療について
先生の挨拶
推薦
料金
先生から患者様へ
2.それに優先順位を付けて。
1の工程で作成した項目は、順番がバラバラかもしれませんが優先順位を付ければ情報が整います。
3.写真を掲載するかどうか。
各部分にどのような写真を掲載することで各説明の理解を深めるか。
4.そこにお問い合わせのボタンを設置する箇所を決め。
掲載順番が決まったら、どこにお問い合わせのボタンを設置するか決めます。お問い合わせの反応を起こす箇所に設置を予定します。
5.各部分に文章を新しく入れる。
そして、各部分に文章を入れます。文章は、各箇所300-400文字位内でなるべく少ない言葉で伝えられるようにしましょう。
以上がホームページをお持ちになってから編集を重ね、情報量がいっぱいになったときに対応する対処方です。
Googleで文字数が多い方が良い?
先生を混乱させますが文字数が多いのではなく、意図が伝わることが大切です。
患者さんの滞在時間が見られるのは、滞在時間が多い方がよく読まれているためです。そのために文章を増やそうとしますが、文章を増やして内容がなければ本末転倒です。文字を増やすのは、重要な説明を入れることです。
Googleで文字数が多い方が良いのはただ単に文字を増やすことではなく、読み手の理解を深めるため。と心得ると素晴らしいホームページが完成致します。
読み手の理解を深めるということは、治療院に来院する必要な情報を理解させることです。
逆効果
文字数が増えた結果は、滞在時間が増えてもユーザーを混乱させ、成約率が落ちると結果的にアクセスを落とし、検索でも落ちやすくなります。
検索対策をするよりも患者さんのために利用しやすいホームページを制作すれば、自然に検索で上位表示しています。