2016/07/22 (更新日:2016/07/22)
15時〜17時の患者さんが減っているから増やしたい。
治療院によっては、朝9時から11時の間だったり、15時から17時は、空きやすい時間帯だったりします。特に減りやすい時間帯は、患者さんが減るとより、露骨に減ったように感じてしまうので経営者は、予約を埋めようと新しいオファーをスタートします。
空いている時間帯を埋めるために新規集客する方法もありますが、営業時間を変えて新規患者を集める方法もあります。減っているところを増やす労力よりも増えているところを増やす労力の方が少なくすみます。
営業時間を変えて集客人数を増やすという考え方について記載させていただきます。
母数が減っているのか。
先生が患者さんを増やしたいと気にされている時間帯について、最初に調べることは、患者さんの全体の母数が減っているかです。
減る直前にもし、先生の考え方が変わり、客層を変えてから患者さん全体の母数が減り、そして、その時間帯のみ患者さんが減っているようなら、営業時間を変えるいいチャンスです。
営業時間を変えるきっかけについて解説致します。
時間帯
主婦を対象としたとき、彼女らが来院しやすい時間帯と来院しづらい時間帯があります。
今までの営業時間では、手法を変えてから客層が変わり、昼近い時間帯の予約が埋まりやすく、夕方が埋まらなくなったとします。そのとき、主婦は夕方が集客しづらい時間帯の可能性があります。そのときは、減りやすい時間帯を増やすために広告を出すよりも増えている時間帯を増やす方が効率が良いです。
12時まで営業で予約がいっぱい
12時ぎりぎりまで予約がいっぱいですべり込みがあったり、予約が取れない状況で15時から17時の予約が埋まりづらいなら1時間、営業時間をずらすことを検討しやすいかもしれません。
ただ、治療院内で目に見えた満員さを感じないときに営業時間をずらすべきかそうでないか迷われると思います。そのときに使えるのがアンケートです。
アンケートで来院しやすい時間を見つける。
対象としている患者さんの1日のサイクルを知ります。
それによって、大多数の空いている時間を知り、営業時間変更に確信を持つことができます。
例えば、整骨院の定番の営業時間があります。9-12.15-20時のような時間帯です。今まで保険でやっており、主婦に変えたとします。自費診療に変わり、夕方が空きやすくなったときも継続して営業時間をそのままにしていると来院したい患者さんも来院したい時間帯に来院できず、大きな損害になる可能性があります。
参考
アンケートから作るホームページ
アンケート|1日の患者さんの生活サイクル
時間
露骨に空いている時間と集客するためにチラシやPPCで空きを埋めようとしますが、考え方を変えると対象でない時間に営業しているのであれば、営業時間を変えたり、営業時間を短くし、効率化と単価アップをすることもできます。
空いている時間帯を違う視点で攻めてみるのもありですね。