2022/01/09 (更新日:2022/01/09)
PEST分析とは(世の中の流れを読み中期間の成功をもたらす)
こんにちは。さこまです。
顧客の成果です。
- ・月間で新規50名以上集客
・過去最高の売上になった
・市内No.1の知名度を得た
・検索順位で1位になれた
・SEOで集客が長期間継続
※詳しくは、成功事例をご覧ください。
「売上はあるのですが、3ヶ月後、6ヶ月後の経営が不安です。」
このような方には、PEST分析がおすすめです。
治療院を取り巻く外的な環境を調査することで、
中期間(6ヶ月〜1年間)の戦略をつくれるからです。
先行きがみえない理由
1〜3ヶ月の売上がコントロールできても、
6ヶ月以降の売上に不安を覚えることは少なくありません。
なぜなら先生は、治療院をコントロールできても、
世界、国、業界という大きな単位をコントロールできないからです。
しかし、その大きな単位を知ることで、
明確なプランがつくれ、自院の売上のコントロールにつながります。
PEST分析で外部環境を把握する!
なぜ、業界の動向が読めて、
中期間の成功をもたらせるのか解説します。
PEST分析とは
PEST分析とは
政治、経済、社会、技術の4つの観点で外部環境である
マクロ環境を分析するマーケティングフレームワークです。
マクロとは、大きな世界のことで
ミクロとは、小さいな世界のことです。
マクロ環境は、大きな世界にある4つの外的要因を
分析することで、業界の最適なポジションをみつけます。
- P:Politics(政治)
E:Economy(経済)
S:Society(社会)
T:Technology(技術)
上記、4つの英語の頭文字を取り、
PEST分析と呼ばれます。
マーケティング業界で有名な
フィリップ・コトラー氏が考案しました。
中期的な成功をもたらすため
PEST分析で半年から1年にわたる
マーケティング戦略をつくりだすことができます。
「目の前の経営はうまくいっている。
長期の目標はあるがこの先が不安。」
という方には、かなりおすすめです。
外部環境を細かく分けるとマクロ環境とミクロ環境になります。マクロ環境は、大きな世界なので、自院ではコントロールできない世の中の流れです。その流れや動向を把握するために分析します。
世の中の流れがわかるということは、
なにをすれば、成功するかわかるということです。
中期間の成功イメージが持てるので
経営の不安がなくなっていきます。
PEST分析は定期的に行う
中期計画は、時間が過ぎればつくりなおします。
ときには、治療院を取り巻く環境が変化するからです。
流行やトレンドが変わるように
人の気持ちはいつも移り変わるからです。
調査なしに市場に参入することは、目が見えないまま試合に望むことと同じです。
今回、PEST分析をすることは半年間の安定をもたらします。
しかし、半年後から1年後までの
安定をもたらすとは限りません。
PEST分析を2回、3回と繰り返すことで
今までみつからなかった課題や機会と出会います。
それが新しい事業戦略や集客方法の発見となりえます。
PEST分析の4つの要因を徹底解説
PEST分析の4つを解説します。
- P:Politics(政治)
E:Economy(経済)
S:Society(社会)
T:Technology(技術)
このような大きなポイントを調べる時の注意点は、
自院の経営に関係あることだけを調べることです。
目的:治療院に中期的な成功をもたらすために
目標:3〜6ヶ月間に売上を施術家1人あたり100万円にする
これらを達成すること以外の情報はどんどん排除することです。
Politics(政治)
政治的環境要因です。
規制や制度、市場や業界のルールが
それにあたります。
・法律や法改正(規制と緩和)
・税制の減税や増税
・裁判制度や判例
・政治や政権交代
・政治団体の傾向やデモ
・補助金や助成金(国の支援)
大きな単位では、国です。
小さい単位では、町や業界のルールです。
Economy(経済)
経済的環境要因です。
景気や経済成長のような
価格に影響を与えるものです。
・株価や為替、金利、原油価格
・経済成長率
・景気動向、消費動向
・物価(インフレ、デフレ)
世界単位では景気は情報していても
日本という国単位では下降していることがあります。
また、日本は景気後退でも
急速に成長する業界もあります。
- 景気は、よいときの方が成功する会社が増えます。
経済環境を調べることは、
成功確率を調べることと同じです。
Society(社会)
社会的環境要因です。
人口や需要の変化を分析します。
・人口、密度、構成、世帯
・流行や世論
・宗教や教育、言語
・少子化や高齢化
- たとえば、日本は景気が下がりつづけ経済的に厳しい過程がふえてます。働き手が増えていますが、収入は上がっていません。少子高齢化が進んでいるので、在宅のお年寄り向けサービスは伸びやすいということです。
訪問マッサージは、長期的に成功を
もたらす可能性が高いということです。
Technology(技術)
技術的環境要因です。
施術技術とIT技術といえるでしょう。
・医学的進歩
・ITの活用
・新技術や特許
・イノベーション
治療家が一番、好きなフェーズではないでしょうか。
世の中には、面白い新技術が続々と開発されています。
もしかしたら、調べたことをきっかけに先生が携わるかもしれません。
ビジネスチャンスは、そういったところに眠ってます。