2021/09/22 (更新日:2021/09/22)
自然言語処理とは(ブログを自動で書く夢のような世界)
- 将来、ブログを書かなくてもよくなる夢のような技術をご紹介します。
それは、自然言語処理です。
自然言語処理は、人工知能と言語学の一分野です。
日常会話と同じレベルの文章を
AIが自動生成する技術となりえます。
そうなれば、このようなことが起こります。
- ①ブログは、AIが自動生成する
②電話対応は、すべてAIで完結
③Google検索がAIと会話で解決
④集客がすべてAIまかせになる
⑤世界中の誰でも会話ができる
言語に関するだいたいの問題は解決されます。
まだ、発展途中の技術ですが、
すでに実用的な高いレベルにまで達してます。
具体的にどういった技術なのか解説します。
自然言語処理とは
我々がかけている手間をすごい効率的にしてくれます。
自然言語とは
わかりやすくいうと、
2種類の言葉があります。
自然言語と人工言語(形式言語)です。
自然言語:人間が日常で使う自然な言葉
人口言語:人工的や形式的な数式やプログラミング言語
自然言語処理は、自然言語から成り立ちます。
自然言語というのは、曖昧性があります。
わかりやすく例文を書きました。
- 【あめがふっている】
①雨が降っている
②飴がふっている
人間は、「あめがふっている」といえば、
十中八九、「雨が降っている」と認識します。
プログラミングは、登録されていなければ、
理解することはできません。
このような曖昧性がある言語を自然言語と言います。
言い回しや前後の文章から意味合いを読み取る技術が必要です。
人工言語(形式言語)
数式やプログラミング言語のように、
人工的につくられた、1つの解釈しかないことです。
人工言語は、自然言語の対比した言葉です。
①5+5=10
②0=あ 1=い 01=あい
③赤・青・黄色の光るもの=信号
プログラミング言語は、コンピューター制御で使い、
曖昧性のなく、いつもたった1つの回答にたどり着きます。
自然言語処理とは
曖昧性のある自然言語を実用的に使えるような
文章に組み立てる処理技術です。
意味と文脈を解析して、
人間が理解できる言葉にします。
自然言語処理(Natural Language Processing 略称 NLP)
自然言語処理の中でも
日本語は、最も難しいとされています。
言語数が多くて、言い方も多彩だからです。
日常で使える言葉を処理するAIが
これからどのような夢のある技術になるでしょうか。
自然言語処理が発展した将来
下記のような技術になっていきますので、
自然言語処理のAIには目を光らせておきましょう。
チャットや電話対応が行われる
文章や会話による問い合わせは、
人間と同じレベルで回答できるようになります。
接客がうまいスタッフと同じ満足度を
出すようになるかもしれません。
現代では、長文を理解できなかったり、質問を3,4行の文章ですると的外れな回答をします。日本語を理解するAIが誕生したなら、すべての文章を理解した上で的確な回答をします。
将来、電話で対応している女性が人間なのか
AIなのかわからない時代が来るでしょう。
ブログを自動で書き上げる
中国のアリババでは、2万個を超える
キャッチコピーを1秒でつくる自然言語処理があります。
数千文字、数万文字のブログが自動生成される
時代が来てもおかしくありません。
人の興味関心のある話題から文章を自動生成し、ブログに公開され、見られた時間やスクロール回数から文章が自動編集され、問い合わせ率を増やすAIです。
夢のようですが、アリババのキャッチコピーの
AIはかなり近いところまで来ていると思います。
集客がオートになる
マーケティングの世界には、
マーケティングオートメーションがあります。
集客の流れをつくり、システムで自動化するのです。
たとえば、市場調査をして、ブログを書いて、メルマガやLINEでリストを集めて、ステップメールを8通ほど送り、教育されたところでランディングページを送り成約に至る流れです。この流れをAIが自動生成するのです。
夢のような機能ですが、
最終的には、そうなっていくでしょう。
- では、そのような時代になったとき、
我々に何が求められるのか?
生産性とクオリティです。
良い仕事をする人に仕事が集まる仕組みです。
評価が高い人に仕事が集まるのです。
集客活動からの脱却が実現されます。
ということは、AIの発展した世界では、
マーケティングが必要なくなるという可能性が高いです。
そのような夢のような将来を待ちましょう。