2015/12/22 (更新日:2015/12/22)
治療院HPで欠けていた『何をもって改善された。』と定義するのか。
治療院の治療は、何を持って良くなったというのか。の定義が曖昧で手の痛みを感覚で感じさせたり、ビフォアーアフターの姿勢で身体の不調を伝えますが、少しの痛みがあり、後4回来院する意味を理解できなかったり、3cm前かがみでそれを改善した方が良いと言われても全くその理由もそれを達成したときにどうなるかがわからないことが多くあります。
・なぜ骨盤矯正を8回も受けなければならないのか。
・8回受けた時と7回受けた時の何が違うのか。
・それは、具体的数値やイメージで達成するまでのことを描けるのか。
改善を提供している痛みは、感覚の世界だからと曖昧にしていては、患者のイメージ出来ない現実にメリットを感じません。
『治療院では、何を目指しているか。』の具体性がないので身体の何が良くなったかわからず、来なくなるご相談を頂きます。(来る理由がない。(ゴールがない。))
例えば、治療院HPで決定的に足りないのは具体的改善後のイメージです。
整形は、顔が変わるイメージ像を整形する前にCGで見せてくれるところがあります。綺麗な有名人のようにと名前をリクエストすればそれに近いようにイメージを提供頂けます。
ダイエットは、5キロ痩せるという具体的な数値があります。
癌検査では、血液検査で正常になるまで通い続けます。正常になる前に「まぁ、いっか。」と患者が思いやめるこということはまずありません。
ただ、治療院に行くのに具体的に想像できる目標がないので行くのも自分、やめるのも自分となってしまいます。
”唯一、他の業種に比べると”達成した先が見えないということです。”
それは、言葉では伝わりません。先生は、今まで何千という色々なキャッチコピーを見てきたことでしょう。何個覚えておりますでしょうか。
ただ、1枚のバナナの写真、昔食べたグミのお菓子、絵や現実に触れたものは記憶に残りやすいです。
この効果を使わない手はありません。
8回の骨盤矯正にメリットを感じない。
8回の回数券を買えば、最後まで来院しないともったいないと思うでしょう。ただ、回数券やプリペードを買わずに身体の一部を怪我し、骨盤矯正を8回来院してください。と言われたとします。
3回目でビフォアー・アフターで身体の歪みは、3cm前かがみだとします。3cm前かがみだったことを治すため、あと少し怪我は痛くても自己治癒力が上がると言われても残り5回の来院のお金と時間にメリットを感じません。
治療で途中で来なくなる一つの理由は、明確な想像ができるゴールがないことです。
それは、筋トレをしていて、マッチョな自分を鏡で想像するくらいイメージしやすいことです。
それは、主観的にも客観的にも納得できるものでなくてはなりません。
来院の不安(いつまで来院するのですか。)
ゴールがない治療は、『来る方も先が見えない。』ので
「いつまで来たらいいんですか。」がわからないです。
そういうことが治療院でリピートしない理由ではないかとY先生もおっしゃっておりました。
解決策1 ゴールデンライン
今では、皆さん普通に使っておりますが、実は制作者は、田村さん。ゴールデンライン、耳、肩、股関節、くるぶしを結ぶ線が一直線上に整っていると肩こり、腰痛、猫背、垂れ下がるバスト、下腹ぽっこり、下半身のだるさなど、女性特有の悩みが90%改善すると言われるラインです。
ビフォアーアフターの前のめり3cmを改善することにメリットを感じなくても、その3cmを達成することで上記の内容が改善されるとなるとメリットを感じます。
解決策2 数字
体温や脈拍、数字でわかるものがあると一つの指標となります。
これらは、『先生の治療での改善を何と定義するか。』それを理想像として、はっきりと来院前のHPでイメージができるレベルで提供するということです。それにより、情報差を生むことができます。一歩先を行った先生は、常に一歩先を行った情報を提供しましょう。