2016/05/18 (更新日:2016/05/18)
文章作成の方向性|説明ではなく、改善提案
治療、症例ページ、ブログ記事を作成するときにやりがちなことは、『説明』をすることです。
説明:ある事柄が、よくわかるように述べること。 goo辞書
ホームページで患者さんの滞在時間を極端に減らしたり、アクセスが集まっても来院されないページとは、患者さんに退屈だと思われる症状の説明をしていることが大きな理由であると数字で出ております。
症状の説明
症状について、説明をしようとするとどのように書いてしまうかというと。
原因やその歴史、現代になったことでどうなったか、難しい用語の解説、説明する必要のないことまで説明することが特徴です。
先生が持っている知識をすべて出して、一種の論文のようになることもあります。
このようなときは、簡単に書いた方が良いと言われます。中学3年生でもわかるくらいに。
でもそれがどのように書いたら良いのか。
とても簡単な方法があります。
それは、患者さんが症状を改善するための提案をすることです。
患者さんに症状改善を提案
提案:議案や意見を提出すること。また、その議案や意見。
症状ページは、原因を説明
治療ページは、改善を提案します。
そのため、症状ページは治療ページでする改善提案をスムーズに進めるために原因説明をします。
全体像は、患者さんの症状改善のために症状ページでは、症状原因を提案し、原因に対しての改善を治療ページで提案するのです。
先生が文章を作成するときは、過去の知っている知識から説明するのではなく、これから来院される患者さんにどのような症状でどうしたら改善できるかを提案する文章を作成することで方向性が定まり、今まで説明で書いていた記事とはかけ離れた来院を前提として、読む患者さんの気持ちになり、文章を読むことができるようになるでしょう。
過去に決定された症状や治療に対する知識を公開するのではなく、
一人一人に合った治療方法を患者さんに当てはめて提案するように文章を作成しましょう。
結果の違い、来院のときの患者さんの気分の違いを感じるでしょう。