2016/12/14 (更新日:2016/12/14)
施術文章で決定的に説得力を持たせる。改善します!→改善しました。
施術・治療文章で説得力を持たせるために患者さんの声、改善事例集、施術写真を掲載します。
ただ、ときに時間がなかったり、患者さんの声が集まらなかったり、改善事例を今まで集めていなかったというときがあるでしょう。
そのときにどのようにしたら、文章だけで説得力を持たせることができるかについて解説します。
『改善します!』
「腰痛のとき、身体がこうなり、ああなるので、このように症状がなります。当院では、このように施術して改善します!」という記載を多く見ます。
改善提案の方式で書かれた方法です。
ただ、提案にはデメリットがあります。
・「改善します!」なので改善できるかわからない。
・提案なので幅が広くなってしまう。
1つ目の「改善します!」は、改善した実績が掲載されていなかったら、改善できるかわかりません。
2つ目の提案で幅が広くなるとは、提案のとき、誰か一人に絞っているわけでなく、色々な症状が頭をよぎるのですべての症状に網羅するように書いてしまうので当たり障りのない、誰でも対象になり、誰からも反応が取りづらい内容ができてしまいます。
最近、制作している文章のやり方は、この方法です。
『改善しました。』
誰か1人を思い浮かべます。その方の症状、来院状態、改善した後を思い出します。
それを順番に書くのです。
そうすると、「5年以上患っていた腰痛で立ったとき、長時間座っていると痛みを感じ、マッサージやシップで対処していましたが、全く改善されず、5年が経った頃に当院に来院され、〇〇の症状で〇〇の動きをすることがわかったので〇〇のように施術しました。それから3ヶ月で症状は改善され、患者さんがやりたかった〇〇ができるようになったと喜んでいました。」という感じです。
実際の一人の例を出して、症状、施術内容、改善結果を提示してあげるのです。
文章制作もしやすく、思い出すだけなのでまっさらなところから文章を作る提案方式より楽で良い文章ができます。
これから症例文章、治療文章を作るときは、1人を思い出し、その方に向けて文章を書いていきましょう。
改善します X 治療説明
改善しました ◯ 改善したことを話せるから。