2017/01/28 (更新日:2017/01/28)

治療院ホームページと専門性ホームページの考え方の違い。

マーケティング

専門性ホームページは、肩こりのように市場のニーズに合わせるのではなく、市場を創出します。

実は、専門性ホームページは一般的な症例や施術項目でない場合が多いので市場に合わせようとするから集客できないケースが多いです。専門性ホームページは市場を創出することがミッションです。

顧客のニーズに合わせるというのは市場に合わせていることになります。それは、市場の下に位置します。市場とは環境です。そのため、環境下にある市場を創出する専門性ホームページを市場の下でやったとしても上手くいきません。肩こりや腰痛のようにすでにあり、広まっているものは創造する必要がなく、市場という環境のコントロールの下にいます。

ですが、専門性ホームページは、市場である環境をコントロールしなければならないので市場より上の立ち位置にいます。それを市場より上にいて、市場をコントロールしている状態です。市場にコントロールされているといつまで経っても思い通りの成果は得られません。市場を創出した先生だけが繁盛院となります。

専門性ホームページで上手くいかないとき、今までのように肩こり、腰痛のように環境の下にいるマインドでやっていても上手くいきません。なぜなら、市場ができていないからです。環境の下にいるコントロールされたマインドのままでは、上手くいかなかったときに「それは市場にニーズがなかった。」「地域で上手くいかないところだった。」と運や神頼みのような理由が最後に出てしまいます。

ですが、本当の理由は別のところにあります。

創出する専門性ホームページは、市場のコントロールより上に位置するところで展開しないとそれは全く機能を果たさないということです。

治療院ホームページは、患者のニーズに合わせて集客をします。
専門性ホームページの本質は、その専門性によって、ニーズを引き出すのではなく、その専門症状のニーズを創出することです。

まったく考え方が変わります。
ただ、治療院ホームページで上手くいくと専門性ホームページを作りたくなります。

そのとき、同じマインドで作ってしまいます。なぜなら、過去に成功した体験があるから、それをなぞろうとするのです。
それがそもそもの失敗の始まりです。まったく違うことをしようとしているのに過去に上手くいった方法をそのままやれば、上手くいくであろうと環境のコントロール下で上手くいったノウハウを環境のコントロール上に持ってきてしまうことです。

環境にコントロールされる立ち位置では、それで上手くいきますが環境をコントロールする立ち位置にいくときは、環境をコントロールする側のマインドに変えなければなりません。

専門性ホームページの最初のステップは、症例を決めることではなく、今までいた環境コントロール下のマインドから環境をコントロールし、市場をコントロールするマインドに変わることを決定することです。

ちなみに治療院の業界が発展しようにもなかなか発展しづらいのは、市場をコントロールする人が少なく、他業種で多いからという話だけです。

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