2017/02/12 (更新日:2017/02/12)

毎年、新サービスを1つ一般公開

マーケティング

治療院の注目度が最も上がるとき。それは、期待されていた新サービスを公開したときです。
患者さんが欲しかったことを叶えたこと、事前に何度か告知し注目を浴びているとき。
ホームページで新サービスを公開したときに、アクセスを集め、注目され、来院に至りやすくなります。

患者さんにオファーするというのは、最初は注目を浴びているので来院数は多いですが、その後、飽きられていくのでだんだん来院数は下がっていきます。
新サービスは最初だけ、高い来院率を上げますがその後、落ちていきます。

アクセスも同じように落ちていきますが、注目度とアクセスを継続し続けることも可能です。
まず、今回のお話では新サービスを1つ作ることについてをお話致します。

 

毎年、進化する施術

施術のクオリティが上がったとき、施術方法が変わったとき、患者さんの対象が変わり専門性を身につけたとき、新サービスとして展開することができます。

もし先生が学ばれる施術が毎年、進化したり、今までになかった動作が追加されるような施術は、新サービスとして展開しやすいです。

もしそういった施術が追加されたり、進化しているのに患者さんに何も告知せず、普通にサービスを展開してしまっているとしたら、大きな損失になっているでしょう。

 

バージョンアップ

「毎年、施術は多少、変わるけど大して変わっていないから新サービスとして売り出しにくい。」というとき、同じ施術で少し変わっただけでも新サービスとして展開もできますし、施術のバージョンアップとしても展開できます。

バージョンアップについて、先に解説しましょう。
よくパソコンではありますね。「◯◯バージョン 2.11」という少し、変更を加えて新しいバージョンになっているものです。

サービスが少し追加されたり、改善されたとき、バージョンアップとしてパッケージできます。

パッケージと内容について解説させていただきますが、考え方のコツはパッケージと内容を別々に考えなくてはなりません。

 

パッケージと内容の違いについて

ファミコンって昔にありましたね。昔、結構高かったですよね。ファミコンは、外の箱と中のカセットでプレイするゲームですね。
外の箱のパッケージは大冒険ができそうで、ファミコンを付けたら、平面のゲームだった懐かしい思い出です。笑

パッケージと内容というのは、別々で先生がされる施術が少し変わって、患者さんの対象が変わればパッケージは全く別サービスとして売ることができます。

例えば、以前の施術から耳の後ろを触るか触らないかの違いがあったとしましょう。その動作が新サービスとの違いだったとしましょう。ただ、耳の後ろを触るか触らないかで以前の施術になかった体に変化を与え、施術対象患者や症状が増えたとしたとき、それはもう別のサービスになっているということです。

新サービスは、施術内容が変わったことよりも対象や得られる結果が変わったのであればそれはすでに別物になっているということです。

施術家は、素直で正直なところがすごく好きです。ただ、先生が気にされている部分と患者さんが気にされている部分はときに違うときがあります。

先生は、施術内容を大切にされますが、患者さんはその後の結果の方が重要視しているので。
ただ、上記説明からお伝えさせていただくことがあります。先生も施術結果を大切にされていると思います。ただ、患者さんとの大きな違いというのは、先生は施術内容を詳しく知っており、患者さんはほとんど知らないので施術への思い入れの度合いが違い、先生が施術内容に注目していることと、患者さんが施術内容に注目している度合いに差があるということです。

患者さんは、先生がされる施術を理解したと言っても先生から見たら少ししか理解できないので施術よりも後の得られる結果の方に注目しやすいということです。

そのため、パッケージするとき、施術内容が少しの変化だったとしても得られる結果が変わるのなら、それは新サービスになりえるということです。

 

最も大きな損失は。

施術が追加されたり、変わっているのに何も告知しないことです。

「少ししか変わっていないから。」

でも変わって以前よりクオリティが上がっているんですよね。
それなのに、料金も時間もそのままのときです。

最もやってはいけないことは、先生がセミナーや師匠から学ばれ、新しく習得して初めて使うときは変わったことを伝えているのに、その後、学び続け、月1回学んでどんどん施術クオリティや内容が変わってそれを口頭でただ少し説明するだけのときです。

施術自体のクオリティを上げるために学んでしまうと、底の見えない技術開拓になってしまいます。
それを売り上げや施術時間の削減によっての時間単価増加ができないとき、自己満になり、先生自身も「これだけ学んでいるのに売り上げが変わっていない。」という現状に心痛くなってしまいます。

何かが変わったとき、それは大きく変えなければなりません。
いつ変えたら良いかタイミングが測れないときは。

 

新サービスを年1つ

何もオファーをしないと注目度がどんどん下がっていってしまいます。
新サービスを公開したとしても公に出さず、さりげなくメニューに追加されるようではそれも寂しいことです。

患者さんに気付かれなくては新サービスの意味もなくなってしまいます。

年1つの新サービスを展開し、今まで注目されなかった患者さんの注目を集め、新しい来院を作りましょう。

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