2022/02/27 (更新日:2022/02/27)
パーソナライゼーションとは(3つの要素とカスタマイゼーションとは)
こんにちは。さこまです。
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パーソナライゼーションとは?
一人の顧客の趣味嗜好やライフスタイルに合わせた
コンテンツやサービスを提案し、購入率を高めることです。
個人に合うコンテンツを提供するので、
体験価値や満足度の向上、継続率を上げることができます。
究極は、オーダーメイドです。
オーダーメイドの弱点は、高額で手に入るまで
時間がかかり、提供できる人が少なかったのです。
- インターネットの発展ですべての人にパーソナライズ!
一人一人の膨大なデータをAIが解析するので
パーソナライゼーションがしやすくなったのです。
低コストですぐに提供できることから
大企業では、あたりまえのようにつかわれています。
たとえば、YoutubeやTikTokおすすめ動画、
Amazonのおすすめ商品がそれにあたります。
顧客にとってもあたりまえになっている。
自分の趣味嗜好に合った情報が届くと、
ユーザーは、楽に選択をできます。
ネットサーフィンが始まり、滞在時間の延長は、
サービス購入率を上げます。
そして、多くの企業がパーソナライゼーションを
提供するため、ユーザーはあたりまえの技術と認識し始めてます。
一人一人に役立つ情報がベストタイミングで
配信されるにはどうしたらよいのか?
解説します。
パーソナライゼーションとは
パーソナライゼーションとは
顧客一人一人の趣味嗜好やライフスタイルに合う
サービスを提案し、購入いただく手法です。
自分に合った情報が届くので、商品購入率を上げ、
体験価値が上がり、リピート率向上につながります。
たとえば、肩こりの施術を受けた40代女性に頭痛、産後骨盤矯正、ダイエットや美容などの宣伝がされるようになります。また、女性が産後骨盤矯正のページやブログ記事に頻繁に訪れているなら新規でブログ記事を書いたときにおすすめに提示されます。
パーソナライゼーションの最も効果的なことは、
顧客体験価値(CX【カスタマーエクスペリエンス】)を高めることです。
施術を受ければ、最適なタイミングで他の宣伝を受け、
リピートになり、顧客の体験価値が上がります。
- 顧客生涯価値(LTV【ライフタイムバリュー】)が上がります。
顧客が一生涯で支払う金額が上がるのです。
それは、顧客が先生の施術を率先的に受け、
身体の悩みが少ない人生を歩めるカスタマーサクセスとなるのです。
カスタマイゼーションとは
パーソナライゼーションと逆に意味を持つ、
カスタマイゼーションという言葉があります。
顧客個人の要望に合わせて、サービスをつくり、提供すること、
またはある程度のターゲットを絞りサービスを提供することです。
近い言葉では、個別設計と呼びます。
- パーソナライゼーション:アプリケーションが選択して顧客に提案します。受けた情報を決める受動的です。Youtubeの「おすすめ動画」やAmazonの「これを買った人はこれも買います。」がそれにあたります。
カスタマイゼーション:顧客が自分で選択して実行する。自分から実行する能動的です。Facebookの基本情報やヘッダー画像、投稿を変えて、好きな画面にカスタマイズすることです。
たとえば、ホームページ制作はカスタマイゼーションです。自分で決めたデザインと文章が反映され、出来上がります。ユーザーは、自分自身の理想を自分で叶えることができます。
AIが最適な提案をして、行うのではなく、
あくまで自分で決めて行うことです。
最適な宣伝ができるようになる
パーソナライゼーションの最大のメリットは、
顧客生涯価値(LTV【ライフタイムバリュー】)が上がることです。
自分に合ったサービスを興味のあるタイミングでおすすめされるので、
購入頻度が上がり、治療院と付き合う期間が伸びるからです。
治療院では、一人一人の問診のときに先生がパーソナライゼーションして、適切な施術を提案します。インターネットでは、個人情報や訪問履歴で興味のあることを提案できます。
宣伝を自動化(オートメーションマーケティング)できれば、
手をかけずに、最適な宣伝をしてくれるのです。
また、ハイパーパーソナライゼーションという言葉もあります。
Forbesによると美容品は500億を超えるメーカーがあり、
個々に合うものがつくられてます。
どこをみても、似たような製品だらけな世の中なので、
個人に向けたマーケティングは需要が高まっているのです。
パーソナライゼーションで重要な3つ
パーソナライゼーションは、
下記、3つの情報から提案されます。
・コンテキスト(背景情報)
・デモグラフィック(人口統計学的属性)
・ビヘイビアー(個人の行動履歴)
解説します。
コンテキスト(背景情報)
個人の活動情報がコンテキストです。
ユーザーのスマホデバイス、使用時間、地域、
つかうアプリや住んでいる地域に合わせて配信されます。
これを背景情報と呼びます。
・治療院の近くに行くとセール情報が流せます。
・スマホをつかう時間にタイムセールが配信されます。
・平日の仕事か土日の休日で適切な提案ができます。
個人の背景とは、人間の持っているもの、
行動に合わせた提案をします。
デモグラフィック(人口統計学的属性)
ユーザーが持つ社会的な個性です。
性別、年齢、趣味や関心などの統計学的な
データをもとにコンテンツが提案されます。
たとえば、40代の男性に育毛の提案ができます。ネットショップの登録で顧客情報を入力します。そのときに生年月日と性別がわかれば、提案ができるのです。
- また、最近ではSNSアカウントのアプリログインでデータ収集できます。年齢、性別、興味のあることは一通り、取得できます。
人口統計学的属性は、顧客の属性と呼び、
「どのような人間か?」に合わせた提案をします。
それは、人間の内側から生まれるものです。
ビヘイビアー(個人の行動履歴)
パーソナライゼーションで
最も重要なデータは顧客の行動履歴です。
ユーザーの訪問ページ、どのバナーをクリックしたか、
それらをもとに、そのジャンルと類似するものはなにか?
今、なにに興味関心があるのか、に提案されるのです。
肩こりのページに訪れた方に肩こりをおすすめしたり、産後骨盤矯正に訪れた方に美容やダイエットの宣伝をするイメージです。
ビヘイビアーは、フロントエンドよりも、
バックエンドが取りやすくなるのです。
- わかりやすくいうと、ビヘイビアーでリピートが取れるのです。
これらは、主にアプリで個人情報、訪問履歴、
位置情報から最適な提案がされます。