2021/09/16 (更新日:2021/09/16)
Googleアップデートの歴史(SEOを2000年からまとめてみた)
こんにちは。さこまです。
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※詳しくは、成功事例をご覧ください。
GoogleのSEOアップデートの歴史をまとめました。
解決できなかったSEOの問題も
歴史がわかると、解決できたりします。
歴史から意図と方向性がわかるからです。
なぜ、Googleの検索エンジンはアップデートするの?
Googleは、ユーザーが欲しい情報を得やすくするために
不定期に検索エンジンをアップデートします。
時代が変わるとほしい情報が変わります。
ユーザーが使いやすくするために検索エンジンの
評価基準を変えることをアルゴリズムアップデートと呼びます。
アルゴリズムとは、手順や計算方法のことで、検索エンジンの検索結果を表示する順位付けを行うための計算プログラムです。
たとえば、このようなルールができたとします。
「大企業は信頼できるから上位表示させる」
上場企業の社名が登録され、上位表示されるイメージです。
では、現在に至るまでどのような試行錯誤があったのでしょうか。
改善された歴史を見ると意図がわかります。
SEOで上がらない問題の解決策がみえてくるかもしれません。
解説します。
Googleアップデートの歴史
代表的なGoogleのアルゴリズムをご紹介します。
検索結果の要因とアップデートの歴史を解説します。
Googleアルゴリズム
MFI(Mobile First Index)
モバイルファーストインデックスは、
スマホ対応したホームページが上位表示しやすくなりました。
2015年あたりまでパソコンが主流でしたが、
スマホ検索ユーザーがパソコンユーザーを超えたためです。
レスポンシブウェブデザイン(パソコン版ホームページがスマホで見ると自動的にスマホ専用ホームページになるシステム)かスマホ専用ホームページが上位表示しやすくなりました。
パソコン時代からスマホ時代に変わった瞬間です。
QDF(Query Deserves Freshness)
「新鮮さに値する検索」という意味です。
注目をあびている話題は、
新しいページを上位表示することです。
たとえば、今日に地震が起こったとして、3日前の余震があったページをいつまでも上げていたら、検索ユーザーは状況がつかめません。タイムリーな話題には、新鮮さが大事にされるということです。
ホットな話題は、新鮮さが命。
QDD(Query Deserves Diversity)
多様性のある検索結果という意味です。
検索結果10位以内に多様性を持たせて、
色々な話題や切り口のページを掲載することです。
同じようなページばかりでは、検索ユーザーが欲しい情報を得られていないかもしれません。同じ情報でも、違う切り口から解説されて、新しい発見があるかもしれません。
多様性は、ある意味オリジナリティを求められてます。
検索結果の要因
Googleの検索結果を決める要因は、200項目以上あるといわれます。
その中でも掲載順位に影響しやすい5つの要因をご紹介します。
検索意図
Google検索で上位表示するサイトは、
検索キーワードの意図を読み取りつくられてます。
ユーザーの検索意図を読み取ると、
適切なページがつくられ、成約率が上がります。
- ①Know
②Go
③Do
④Buy
ホームページ制作では、必須です。
キーワードとページの関連性
検索キーワードとページをマッチさせます。
検索意図を読み取り、ユーザーがほしい
情報を与えると、滞在時間が増え上位表示しやすくなります。
- ・タイトル
・見出し
・本文
・画像など
キーワードとの関連性をみられます。
高品質なコンテンツ
ユーザーのニーズを満たす
コンテンツを提供できることです。
ニーズを満たす度合いが高いと、
コンテンツが高品質だといわれます。
- ①発見
②気づき
③学び
④ユーモア
⑤感動
5に近いほど、高品質なコンテンツとなります。
ユーザービリティ
ユーザーに使いやすいホームページであることです。
ボタンを押しやすかったり、知りたい情報が
すぐに見つかることです。
・パソコン、スマホ、タブレット対応
・ページの表示速度が速い
・文字が読みやすい大きさやデザイン
ユーザーにストレスを与えず、読めるようにすることです。
ユーザー情報
Googleは、ユーザーの情報をもとに
その時に興味のあることを検索結果に反映します。
書籍を検索していたら、電子書籍の広告が出るイメージです。
・位置情報
・検索履歴
・興味を持っていること
個人で検索結果が変わるのです。
Googleアルゴリズムアップデートの歴史
2010年以前のアップデート
2000年9月 検索サービス開始
2003年2月 ボストンアップデート(Boston Update)
2003年4月 カサンドラアップデート(Cassandra Update)
2003年5月 ドミニクアップデート(Dominic Update)
2003年6月 エスメラルダアップデート(Esmeralda Update)
2003年7月 フリッツアップデート(Fritz Update)
2003年11月 フロリダアップデート(Florida Update)
2004年1月 オースティンアップデート(Austin Update)
2004年2月 ブランデーアップデート(Brandy Update)
2005年1月 ノーフォローアップデート(Nofollow Update)
2005年6月 パーソナライズド検索(Personalized Search)
2005年10月 グーグルローカル(Google Local)
2005年10月 ジャガー(Jagger)
2005年12月 ビッグダディアップデート(Big Daddy Update)
2007年5月 ユニバーサル検索(Universal Search)
2008年4月 デューイ(Dewey Update)
2009年2月 カノニカルタグアップデート(Canonical Tag Update)
2009年2月 ビンス(Vince Update)
2009年12月 パーソナライズドサーチアップデート(Personalized Search Update)
2010年4月 Googleプレイスアップデート(Google Place Update)
2010年5月 メイデイアップデート(May Day Update)
2010年6月 カフェインアップデート(Caffeine Update)
2011年以降のGoogleアップデートの歴史
2011年1月 スクレイパーアップデート(Scrapers Update)
2011年2月 パンダアップデート(Panda Update)
2011年10月 クエリ暗号化(Query Encryption)
2011年12月 フレッシュネスアップデート(Freshness Update)
2012年4月 ペンギンアップデート(Penguin Update)
2012年4月 ペンギンアップデート1.0 実施
2012年5月 ペンギンアップデート1.1 実施
2012年10月 ペンギンアップデート1.2 実施
2013年5月 ペンギンアップデート2.0 実施
2013年10月 ペンギンアップデート2.1 実施
2014年10月 ペンギンアップデート3.0 実施
2016年9月 ペンギンアップデート4.0 実施
2012年5月 ナレッジグラフ(Knowledge Graph)
2012年7月 パンダ・アップデート
2012年8月 パイレーツ
2012年9月 イグザクトマッチドメインアップデート(Exact Match Domain Update)
2013年6月 ペイデイローン
2013年9月 ハミングバードアップデート(Hummingbird Update)
2014年4月 Search Plus Your World
2014年5月 ペイデイローンアップデート(Payday Loan)
2014年8月 HTTPSをランキングシグナルに使用することを発表
2014年10月 パイレーツアップデート(Pirate Update)
2014年12月 ベニスアップデート(Venice Update)
2015年4月 ドアウェイアップデート(Doorway Update)
2015年4月 モバイルフレンドリーアップデート(Mobile Friendly Update)
2015年5月 クオリティアップデート
2016年5月 リッチカード導入(Rich Cards)
2016年9月 AMP正式導入
2017年3月 日本語検索アップデート
2017年3月 フレッドアップデート(Fred Update)
2017年4月 アウルアップデート(Owl Update)
2017年12月 医療健康アップデート
2018年3月 コアアルゴリズムアップデート
2018年7月 スピードアップデート(Speed Update)
2018年8月 コアアルゴリズムアップデート
2019年3月 コアアルゴリズムアップデート
2019年6月 The June 2019 Core Update
2019年9月 September 2019 Core Update
2019年10月 BERTアップデート(BERT Update)
2019年11月 Nov. 2019 Local Search Update
2020年1月 January 2020 Core Update
2020年5月 The May 2020 Core Update
2020年6月 Core Web Vitals(コアウェブバイタル)
2020年8月 インデックスシステムの問題が検出
2020年12月 The December 2020 Core Update
2021年6月 The June 2021 Core Update
2021年6月 ページエクスペリエンスアップデート
2021年6月 スパムアップデート
2021年6・7月 コアアルゴリズムアップデート
上位表示しやすいサイトについて、
8つの項目が公表されました。
いずれもコンテンツについてでした。
これから求められるのは、
質の高いコンテンツをつくることです。
以上です。
これから日々、1つずつ解説していきますので、
ご期待くださいませ。